【今朝は何食べた?】朝食の”中身”にこだわるとパフォーマンスが上がる!
こんにちは。
働く人の食事をサポートしている管理栄養士の河村桃子ですヽ(´▽`)/
初めましての方はこちら ↓ をご覧下さい!
momoko-nutrition.hatenablog.com
みなさん、今朝は何を食べましたか?
朝食を食べていないという方は…(食べないなんてもったいない)
まずはこちらをお読み下さい!
momoko-nutrition.hatenablog.com
朝食を食べることでテストの成績に差が出ることを前回お伝えしました。
仕事においてパフォーマンスを上げるためには
朝食を食べることが重要でしたね。
「自分はいつも朝食を食べているから大丈夫」
と感じた方は、今朝何を食べたか思い出してみて下さい。
朝食に”何を食べたか”で成績が違う?
実は朝食をきちんと食べたとしても、
その中身がどんなものなのかによって
パフォーマンスに影響するのです。
朝食がおにぎりやパンといった主食のみに比べ、
主食に加え、たんぱく質が摂れる主菜、
ビタミン・ミネラルが摂れる副菜や乳製品を
朝食にとった児童・生徒の方がテストの平均点が高い
という結果が出たそうです。
つまり、
朝食の内容とテストの成績に相関がある
ということがわかりました。
このことからも、パフォーマンスを上げるには
朝食の中身も重要だと言えます。
朝食でたんぱく質と適度な脂質を摂ると集中力が維持される!
今度は、朝食に
①洋風パン食(食パン,ゆで玉子,ハム,サラダ,ヨ-グルト) 387kcal
②市販栄養調整食品 400kcal
③具なしおにぎり 375kcal
④朝食抜き
の4つの群に分けて、午前中の体温・疲労感・集中力
に違いがあるかを調べた調査の結果です。
ちなみに、①〜③のグループは朝食の内容は違いますが、
大体同じくらいのエネルギー量になっています。
この調査の結果では、①の洋風パン食のグループは
④の朝食抜きに比べて集中力が維持されているという
結果が出ました。
しかし、この調査の結果の驚く点は他にもあり、
なんと③の具なしおにぎりのグループは④の朝食抜きと
同じく集中力が維持されず、朝食抜きとさほど変わらない
結果となっています。
つまり、朝食でパフォーマンスを上げるためには
同じエネルギー量をとったとしても、糖質だけでなく
たんぱく質と適度な脂質が必要であるということがわかります。
こちらの調査に関して、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
仕事のパフォーマンスを上げるためには
朝食を食べることが重要ではありますが、ただ食べるのではなく
“何を食べるか”といった朝食の中身にもこだわる必要があります。
けれども、「朝は朝食を作る時間がない」「自炊をしない」
といった方に、簡単に摂れるたんぱく質と適度な脂質としてオススメなのが
・卵(生卵、ゆで卵など)
・納豆
・ハム
・チーズ
・牛乳、ヨーグルト
です。
これらはコンビニでも手に入るので、
まずは手軽なものからはじめてみてはいかがでしょうか?
朝食から仕事のパフォーマンスを上げて、
デキる男を目指していきましょう!
管理栄養士*河村桃子