管理栄養士*河村桃子のブログ

デキる男のためのパフォーマンスを上げる食事マネジメント術/管理栄養士*河村桃子

働く男性のためのパフォーマンスをあげる食事術について発信しています!日々の食事からパフォーマンスを上げ、デキる男を極めていきましょう!!

【食事は未来への投資!】所得が高い人の生活習慣とは?

こんばんは!

管理栄養士の河村桃子ですヽ(´▽`)/

はじめましての方はこちらをご覧ください♪

 

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人生100年時代を生き抜くためにも『健康への投資』が大切!

 

みなさんは、人生100年時代を生き抜いていくために

欠かせないビジネススキルは何だと思いますか?

 

私は、これからの時代のビジネスマンにとって必要なスキルは、

「自分の健康を管理する力」だと思います。

 

そして、健康を管理するためには

健康への投資が必要です!

 

「健康への投資って何?」

と思ったかもしれませんが、

毎日の食事がまさに未来の自分への投資です!

 

ところで、

デキる男は食事へ投資していることを

ご存知ですか? 

 

今回は、厚生労働省が調査した

国民健康・栄養調査(H26年度)から、

所得と生活習慣に関しての結果をご紹介します。

 

所得が高いほど野菜の摂取量が多い!

みなさん、野菜を食べていますか?

所得と野菜摂取量には相関があり、

年収の高い人ほど野菜摂取量が多いという

結果が出ています。

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所得が200万円未満に比べて、

600万円以上は約70gも多く野菜を食べています。

ちなみに、70gはトマト1/2個分に相当します。

 

また、厚生労働省が提唱する健康づくりの指標『健康日本21』では

1日の野菜摂取量の目標量を350gとしています。

 

残念ながら年収600万円以上でも目標値には達していませんが、

なんと200万円未満では100gも足りていないんです…。

 

所得が高いほど肉類を食べる!

次は、肉類の摂取量についてです。

所得が200万円未満に比べて600万円以上では、

肉類の摂取量が多いという結果が出ています。

 

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所得が高いと野菜・肉類をしっかりと食べている

ということがわかりますね。

 

では、野菜・肉類の摂取量が少ない200万円未満がよく食べている

ものとは何なのでしょうか…?

 

所得が低いほど穀類をよく食べる!

野菜・肉類は所得が高くなるにつれて摂取量も高くなりましたが、

米や小麦といった穀類の場合は野菜・肉類とは逆の相関を示します。

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200万円未満は600万円以上に比べて穀類の摂取量が多い

という結果でした。

 

穀類であるご飯やパン、麺類は野菜や肉類に比べて

比較的安い価格で購入でき、お腹にたまるため

食費をあまりかけずにお腹を満たせるという理由から

このような結果が出ているのではないでしょうか?

 

所得が高いほど食事に投資している!

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バランスの良い食事としてよく言われているのが、

主食・主菜・副菜の3つを1食に揃えるこ

 

主食とは、ご飯やパン、麺類、芋類といった

主に炭水化物を含むもので体のエネルギー源となるものです。

 

主菜とは、肉や魚、卵、大豆製品、乳製品といった

主にたんぱく質を含むもので体を作るものです。

 

副菜とは、野菜やきのこ、海藻類といった

ビタミン、ミネラルを含むもので体の調子を整えてくれるものです。

 

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200万円未満では、野菜(副菜)、肉類(主菜)の摂取量が

少なく、穀類(主食)を多く摂っているのに対して、

600万円以上では野菜(副菜)、肉類(主菜)をきちんと摂り、

さらに穀類(主食)も適量摂っています。

 

手軽にお腹が満たせるとしても、穀類(主食)に偏った食事は

肥満や生活習慣病を招きやすくなってしまいます。

 

健康な体があってこそパフォーマンスを発揮できます。

毎日の食事が私たちの未来を作っているため、

パフォーマンスを発揮したいのであれば、

日々の食事に投資して偏りない食事を選択していく必要があります。

 

パフォーマンスを発揮したいと思っている

ビジネスパーソンの方は、自分の普段の食事で

 

・偏りがないか?

・不足しているものはないか?

・多く摂りすぎているものはないか?

 

と今一度振り、

より良い未来を創るために日々の食事に投資しましょう!

 

会社は社員の食事に投資しよう!

生活環境が変化している現代では、

食事への投資は個人で行うことは困難な場合もあります。

 

そのため、最近では健康経営の一環で

社員の食環境の整備に力を入れている企業もあります。

 

会社が社員の食事に投資することで生産性を上げ、

その結果会社の利益も上がります。

 

会社を支えるビジネスパーソンの食環境の投資が

少しでも多くの企業で取り入れて欲しいと思います!

 

また、食環境への投資をする際は、

食の専門家である管理栄養士を

ぜひチームに加えて下さいね!

 

 

(参照)

厚生労働省平成26年国民健康・栄養調査の結果」

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000117311.pdf

※参照日 2019年10月19日

 

 

管理栄養士*河村桃子

 

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